Columns

季節のよろこびを知らせてくれる街角の花屋のように、新しい出会いと少し遠くの世界への想像力をもたらしてくれる。
そんな物語をお届けします。

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「そのままでいいと思えた時」

「そのままでいいと思えた時」

これまでのコラムで、 植物のことや、整えるという感覚について書いてきました。   急がせないこと。 足しすぎないこと。 無理をさせないこと。   そんな考え方は、 日々のサロンワークの中で 少しずつ形になってきたものです。   今も毎日、 たくさんのお客様と向き合っています。   以前よりも、 むしろ働いている時間は長いかもしれません。   ただ、 仕事の密度は変わりました。   日々たくさんの方と向き合いながらも、 一人ひとりの髪との関係は、 以前よりも深くなっているように感じます。   その違いは、 自分の中ではとても大きなものです。     バッキンガム宮殿の近くの公園   美容師になると決めたとき、 私は日本のサロンには就職せず、 ロンドンに渡りました。   ヴィダルサスーンで学びながら、...
「人生に凛として息づく“経験”というレガーロ」

「人生に凛として息づく“経験”というレガーロ」

2月も気づけばもう中旬。 そして今年は、ミラノとコルティナという2つの都市が舞台となる、特別なオリンピックの2月でもあります。 イタリアでの開催というだけで、競技そのものはもちろん、街並みや観客席に映るイタリアの人々の姿に、どこか懐かしさが重なり、いつもより心の距離が近く感じられるのは不思議です。 そんな中で迎えた開会式。 あまりの美しさに息をのむほどで、胸の奥がじんわりと熱くなるような時間でした。今日は、そのエモーショナルな余韻を少し綴らせてください。   歴史、芸術、モード、そしてイタリアのパッション。 イタリアという国が持つ独自の魅力――いわゆる Italianity(イタリアニティ)――が、細部にまで散りばめられた開会式。どの瞬間を切り取っても絵画のように美しく、これほどまでに心を奪われた開会式は、私にとって初めての体験でした。 テーマは「Armonia(ハーモニー)―調和」。 今の世界情勢にそっと問いかけるような言葉であり、演出そのものがそのテーマを静かに、しかし力強く語っているように感じられました。 イタリアでのオリンピックだからこそ、心に響くものがあったのかもしれません。 美しさと情熱が溶け合うあの光景は、きっと長く記憶に残り続ける気がします。   via: Armani "Omaggio al Sig. Armani alla Cerimonia di Apertura dei Giochi Olimpici Invernali Milano Cortina 2026"   開会式の中でも、ひときわ心を奪われたシーンがありました。 イタリア国旗の“緑・白・赤”を基調にした「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」のパンツスーツを纏った60人のモデルたちが、色ごとに整然と並び、国旗を届けるモデルのヴィットリア・チェレッティを先導して歩く姿。...
『お久しぶりです』

『お久しぶりです』

こんにちは。  前回の投稿から1年以上、長いことご無沙汰してしまいました。  そして、あっという間に2月も中旬。大変遅ればせながら、  「2026年が皆様にとって健康で充実した1年になりますように。」      もうかなり前のような…  クリスマスから年末年始、いつもの散歩道の様子を。  まずはクリスマス時期から。  サクレ•クール寺院界隈、メトロ アベス駅の広場には毎年小さいクリスマスマーケットが。  午前中に通ったのでまだ人もまばら。    クリスマス期間中、パリのあちこちに(多分)市が設置しているシンプルすぎるクリスマス ツリー。左奥には現在建物の外壁工事中"ジュテームの壁"。暫く金網越しでの写真撮影しかできず。     この界隈にある布屋街もクリスマスデコレーションされ    広場に面して建っている(パリで初めての鉄筋コンクリート建築の)サン•ジャン•ドゥ•モンマルトル教会。レンガとモザイクアートの外観が目を引きます。中を見てまわるのにサイズ感がちょうど良く、また天井から下がる照明が素敵で。  この教会は娘と散歩中によく立ち寄り、2人で椅子に腰かけてしばしぼーっと過ごしたり。  静寂が気持ちを落ち着かせてくれます。      ちなみに普段の広場まわりからサクレ•クール寺院前にかけてはこちら。  最近は雨も多くどんよりした天気が続いていて、空が暗すぎる。  写真も暗い。これがパリの色って感じもしますが…お日様が恋しい。      続いて1月の風物詩。各家庭で飾られていた"もみの木"が無惨な形で道端に捨てられます。  もみの木廃棄用ごみ袋にいれてあるのはまだましな方。  2007年から始まったもみの木回収、だんだん回収場所が増えて、ここ数年近所の公園にも。道端に捨てられることは減ってきてはいるものの、まだまだ目にします。      公園内にできた回収場所。 ...
植物に身を委ねて。

植物に身を委ねて。

1月に書いた「植物の時間」という言葉は、 何かを我慢するためのものではありませんでした。 急がせないこと。 足しすぎないこと。 無理をさせないこと。 その先に、 ちゃんと整っていく感覚がある、 という前提の話だったように思います。 2月は、 その植物の時間に、 もう少し近づいてみたいと思います。 考える、というより、 身を置いてみる、という感覚で。     植物に触れていると、 まず、頭や体の力が 自然と抜けていきます。 ひんやりとした感触。 包まれるような重さ。 刺激が強いわけではないのに、 頭の奥が静かになっていく。 その状態でしばらく過ごすと、 終わったあとに、 頭皮や髪の状態が いつもと少し違って感じられる。 軽さ。 落ち着き。 触れたときの、 余分な引っかかりのなさ。 植物のケアは、 効かせるというより、 働きやすい状態をつくる という感覚に近いのかもしれません。 無理に変えようとしなくても、...
植物の時間で。

植物の時間で。

このコラムも、しばらく間が空いてしまいました。 以前から読んでくださっている方も、今日初めてここに来てくださった方も、あらためて、新年の静かな気持ちでまた少しずつ書いていこうと思います。 僕は毎年、年が明けると、何かを大きく変えたいというよりも、一度立ち止まって、これまでのことを静かに見つめ直したくなります。 進むことよりも、今の状態をちゃんと見てみること。 髪についても、同じように感じています。急がず、足さず、そのままを受け取ること。 美容師として働いていた頃、当時勤めていたサロンで、ずっと心に引っかかる感覚がありました。 以前もこのコラムで書きましたが、きれいになるために行っているはずのことが、いつの間にか髪を疲れさせていく。色を重ねるほど、手触りやツヤが失われていく人が増えていく。その光景に、言葉にならない矛盾を感じていました。 変えることが前提になりすぎていないだろうか。本当はありのままを受入れたり、待つという選択肢があってもいいのではないか。     そんなことを考えるうちに、自然と「植物」のことを思うようになりました。 植物の力は、急がせない。必要以上に働きかけず、時間をかけて、ゆっくり整えていく。 アロマを長く学ばれている先輩から、こんな言葉を聞いたことがあります。 「アンチエイジングではなく、スローエイジング。」 その言葉を聞いたとき、無理に逆らうのではなく、時間と共に静かに歩むような感覚があり、すっと腑に落ちました。 髪にとって植物は、まさにそのスローエイジングの象徴のような存在だと思うのです。流れに合わせて、ゆっくり、自然に重ねていく。 染めない、という選択は、何かを諦めることではなく、自分の髪と向き合い直すことなのかもしれません。 today for MAYが大切にしているのは、変化よりも、回復。そして、待つこと。 このコラムでは、改めて、髪を「解放する」という視点から、選択肢を増やすための言葉を、今年も少しずつ残していこうと思います。 静かに。植物の時間で。    
イタリアの夏_ Vol.1イタリア人にとってのVacanza(ヴァカンツァ)とは?

イタリアの夏_ Vol.1イタリア人にとってのVacanza(ヴァカンツァ)とは?

イタリアの夏。8月になると、ミラノにはミラネーゼが居なくなり、どこのおうちを見ても在宅の気配がなく、いつも朝晩構わずどこかしらから聞こえてくるおしゃべりの声もなく、静まり返っているミラノです。それもそのはず、イタリアはヴァカンツァシーズン。みながこぞって、2~3週間ほど海や山で過ごすのです。 地中海やアドリア海の穏やかな海に囲まれているイタリア。何しろ、海で愉しむひとが多いのです。夏の終わりには、日焼けした老若男女が街に戻ってくるのですが、会話はもちろんヴァカンツァがどんなに愉しかったかに尽きるのです。 イタリア人にとって、なくてはならないコトがナターレ同様ヴァカンツァなのです。 そんなマーレ(海)でのヴァカンツァについて、今回は少しお付き合いくださいませ。   Sardegna(サルデーニャ島)のCala Caterina Beach   Spiaggia di Punta Molentis   イタリア人は、マーレで一日中、基本何もしないで過ごすのです。暑くなったら海で泳ぎ、そして休憩。太陽が真上に昇ればランチをたべて、そのあとはお昼寝。Spiaggia(ビーチ)でおしゃべりや読書、そしてクロスワードパズルなどをしながら、日焼けにいそしんでいるのが普通の光景です。   日焼けしたり、おしゃべりしながらゆったり時間をすごすビーチ   太陽が強い時は木陰でお昼寝。素敵なご夫婦。年を重ねてもお2人でヴァカンツァ   この基本、ただただゆっくりと過ごすヴァカンツァ。イタリア人の慣習とはいえ、「8月はイタリアはヴァカンツァで何も動かない!」と全世界がアクセプトをしており、それに合わせて仕事を調整し、また世界のセレブまでもが魅了され毎年ヴァカンツァを愉しむイタリアの夏。今更ながら再度、これほどまでに長きにわたり、変わることなくヴァカンツァ文化が脈々と受け継がれているのかと、イタリア人夫に問うてみたのです。 イタリア人にとっては、自分のアイデンティティを見つめなおすタイミングで大切なこと。何もしない、何も考えないのがヴァカンツァ。仕事のことも忘れ、自分を癒すこと。そして解放すること。これが出来るのがヴァカンツァで、この時間があってこそ、また次へ進める。 と、なんとも驚きの回答が。ですが、なんとなくセレブがイタリアで過ごすのも納得してしまったという。 この何もしないという習慣は、遡ることローマ時代から、OZIO(オッチオ)という言葉として存在していたようで、直訳だと「怠惰」ですが、その時代、それぞれの自由時間という意味だったようです。Vacanzia(ヴァカンツァ)の言葉も、語源はラテン語でVuoto(ヴォート)からきているようで、意味は「空っぽ」です。 ようは、何もしないということのようです。 ローマ時代からの慣習だったとは、あっぱれですね。   サルデーニャ島産のビールとともにゆったり時間   今夏、訪れたSardegna(サルデーニャ島)。地中海西部に位置する、イタリアではシチリア島に続く大きさの島です。地中海とティレニア海に囲まれた、美しいSpiaggiaがある島です。 少し、サルデーニャ島の「食」のご紹介。   サルデーニャ島の特産品「Bottarga(カラスミ)のパスタ   サルデーニャ島で食後酒といえば、「Milto」(ミルト)。島に自生するミルト(ベリー系)の実で作られたリキュール。ドルチェは、伝統的なカーニヴァル時に使用するマスクをイメージ。...
庭のこと

庭のこと

日々のアトリエに向かう前に、ふと自宅の庭に出ることがあります。 ほんの短い時間でも、草木の気配や風の匂いにふれると、肩の力がふっと抜けるような気がして。 この庭は、僕にとってそういう場所です。   (先日の子どもの日にて。毎年の鯉のぼりは私も楽しみにしています。)   この庭には、私の幼少期に祖父が贈ってくれた梅の木があります。他にもミモザや金木犀、柚子やいちじく、そしてレモンの木も。季節が巡るたびに、それぞれが違う表情を見せてくれるのが楽しくて。 春には花が咲き、初夏には青々とした葉が光を受けて揺れるのを眺めたり。そんな時間の中で、なんとなくヒントをもらえることがあります。仕事で立ち止まったときも、この庭を歩くだけで不思議と心がほぐれたり。 いくつかの木がある中で実はレモンの木は、一度も実をつけたことがありません。   (写真中央の葉がついていないのがレモンです。ガリガリ過ぎてピントも合いません。。) でも、理由ははっきりしていて――毎年、アゲハ蝶が卵を産みにやってきて、その幼虫がレモンの葉をきれいに食べ尽くしてしまうんです。 普通だったらがっかりするかもしれませんが、なぜかうちに来るアゲハ蝶たちは人に警戒心がなくて、鼻先をかすめるように飛んできたりする。それがかわいらしくて、いつしか愛着が湧いてしまったんですよね。 「レモンの木は、アゲハ蝶のマンションになってるんだ。美味しがってもらってる!」 そんなふうに思って、もう実がならなくても気にしないことにしています。 実際、レモンがなくても庭は十分に豊かで、毎年の訪問者を迎えられることこそが嬉しいなと感じています。   この子は既に葉がなくなっているレモンの木で呆然としていたので、二本隣の柚子の木に引っ越させました。柚子でも良いみたい。) ものづくりの根っこって、こういうところにもあるのかもしれません。 目に見える成果だけを追いかけるんじゃなくて、そこにある時間や過程を愛おしむ。 庭の木々や蝶たちが教えてくれた、そんな気づきの話でした。   (ガリガリになったレモンの木を眺めていたら、その脇にアップルミントが大きくなっていたので炭酸水に入れて飲みました。人生ってこういうことで良いのかも。)
柴犬と夕陽

いざ、青森へ!〜青森旅(後編)

リーオがくれたチャンスをありがたく受け取り、犬たちと一緒に青森へ向かうことに!5頭を車に乗せて、片道800km超えの9時間の旅。 卒業式は3月1日。2日前の2月27日、13時に出発しました。 旅の記録 • 2/27 16:30 栃木県  那須高原SA• 2/27 21:40 宮城県  長者原SA• 2/28   3:45 岩手県  滝沢PA着• 2/28   8:30 青森県  津軽SA着 那須高原SAドッグランのあるSAはありがたい!   那須高原SA 長者原SA   長者原SA可愛いお尻   3/28 朝 岩手県滝沢PA出発。除雪された雪の量が長和町と全然違う!   津軽SA雪の高さ!   ドヤ顔笑   雪が多くて嬉しそう!   午前中、一足先に新幹線で青森入りしていた長男に少し会い、その後 浅虫温泉へ♨️   浅虫温泉気になっていた海鮮丼1人で定食屋に入ることも40歳をすぎると余裕です。...
リーオ、ありがとう 〜青森旅(前編)

リーオ、ありがとう 〜青森旅(前編)

保護犬の活動を始めるきっかけとなった、譲渡会で一目惚れして迎えたポインターのリンリン。その頃、小学6年生だった長男が、この春、高校を卒業しました。 長男は中学から青森県の学校に進学し、サッカー部の寮で厳しい環境の中で過ごしてきました。中学1年の終わり頃に新型コロナウイルスが流行し、学校行事の多くが中止に。だからこそ、「何が何でも卒業式の晴れ姿を見に行きたい」と思っていました。   リーオをどうするか そんな中、気になったのはリーオのこと。リーオは、能登半島地震で被災された訓練士兼保護活動家・Kさんからお預かりしているボーダーコリーです。     1歳頃から強い噛みつきがあり、保健所に持ち込まれて飼育放棄されました。 この犬種のレスキューをしている団体が引き取り、ボランティアの預かりさんや訓練士、トレーナーのもとを転々としましたが、誰にでも噛みついてしまう…。最終的に、Kさんの師匠である訓練士のもとへ託されました。 しかし、数年前に師匠が亡くなり、Kさんの元へ。そして今回、Kさんが能登半島地震で被災されたため、避難が必要なくなるまで JAZZY DOG LIFE でお預かりすることになりました。   リーオは推定16歳のハイシニア。暑い夏に一度動けなくなりましたが、涼しくなるにつれて回復。しかし、1月15日に再び立ち上がれなくなり、食べず、飲まず…1月18日、静かに息を引き取りました。     最後の最後まで、「人間の世話になんかならないからね!」という強い意志を持った子でした。次に生まれてくるときは、自由に生きられる姿で生まれておいで! 人間と暮らすために作られ、商品として販売された命たち。どうか、その命が終わるまで、大切にしてほしいと心から願います。      
シベリアンハスキー・ムーの物語

シベリアンハスキー・ムーの物語

ムーはまだ4歳。 80代の男性が、バスでショッピングモールへ行き、勢いで買ってしまったそうです。 今まで何頭もハスキーを飼育していたとはいえ、「後先考えずに迎えるのはどうなんだろう」 と正直思います。そして、簡単に売ってしまう側にも大きな問題がある のではないでしょうか。 飼育環境は決して良いとは言えませんでした。 • 外飼い• 何度も脱走経験あり• 近隣からの苦情も発生 さらに、外飼いだった子が 室内で生活することへのハードル もありました。   いつも元気。去勢手術後のエリザベスカラー姿。   寒ければ寒いほど元気!   ブラジルのみなさーん   ムー、家の中で暴れる! 初日は、家の中に入れると ベビーゲートを壊すほどの暴れっぷり。 こういう場合は、「たっぷり運動 → 室内へ」 をひたすら繰り返し、「ご飯を食べて、ゆっくり寝よう」という流れを作っていきます。 このプロセスには 時間がかかります。強制的に抑え込む方法もありますが、それは 「その場しのぎ」 にしかなりません。犬が我慢し続ければ、いつか限界が来ます。 そして、もっと強い恐怖や圧を与えないと、言うことを聞かなくなるでしょう。私は、犬との関係を大切にする方法を選びます。   美しい   可愛い。可愛いすぎる。シベリアンハスキーが人気なのわかります。...が、本当に暑さに弱い。日本の夏大丈夫なの?   食は細いのですが、このラム缶はお気に入り♪   ムー、ついにトライアルへ! 今では運動の時間を少し減らしても、家の中で落ち着いて過ごせるようになってきました。  そして、4月頭からトライアルへ!長和町より雪が多い地域ですが、雪が大好きなムーにはピッタリの環境。 ムー、幸せになってね。  ...
プードルのプーちゃんの物語

プードルのプーちゃんの物語

プーちゃんは、飼い主さんが亡くなられて、親族によって保健所に持ち込まれました。 その際、「噛み癖がある」と言われていましたが、保健所では特に問題なく過ごしていたそうです。 その後、保護犬の譲渡活動を始めた友人たちがプーちゃんを引き出しましたが、強く噛み付くようになり、JAZZY DOG LIFEでお世話を引き継ぐことになりました。   犬は環境(人・場所など)が変われば行動も変わる。 これはトレーニングの際によくお伝えしていることですが、プーちゃんはあまりにも変わりすぎて思わず笑ってしまうほど。見た目は平気そうでも、新しい環境に順応するために必死に頑張っていたのだと思います。 そして、とても賢い。 譲渡会では噛み付く素振りも見せず、来場者に愛想を振りまき、見事新しいご家族のもとへ。もちろん、里親様もプーちゃんをよく観察し、どんな状況が苦手なのかを理解したうえで、噛む経験を積まないような生活環境を整えてくださっています。 プーちゃんを温かく迎えてくださった里親様には、心から感謝しています。   譲渡会   里親様と譲渡会後に公園でお散歩甘え上手だなぁ笑   私は抱っこするのに数ヶ月かかりましたがトライアル初日にすんなり!甘え上手すぎ笑   一見可愛い写真ですが40kgのシェパード、ブラックちゃんが愛用しているボールがお気に入りのプーちゃん。顎の力鍛えなくていいよー笑   小さくてもイヌ!走るの大好き。   これも大型犬用のおもちゃなんだよ、プーちゃん   人とコミュニティケーションをとるのは大好き   基本甘えん坊。   プードルは被毛が伸び続けるので、ブラッシング、シャンプー、カット、ブロウをこまめに行わなければなりません。 収容された時もとても綺麗だったプーちゃん。トリミングサロンは、「知ってるわよ」という感じで、お利口さんなんです。もちろんトリマーさんがプーちゃんを見ながら、苦手な部分は優しく声をかけながらゆっくりと行なってくださっています。 理解のあるトリマーさんにも感謝。   森の別荘地🌳優しいパパとママのおかげでプーちゃんの新生活は順調のようです!    
ワイルドすぎる引越し!

ワイルドすぎる引越し!

2月の初め、雪が降る中での引越し。 うちの主人は変なところでケチるんです。 「引越し屋はリーダー以外プロじゃないから、お金払いたくない」……バイト経験があるからって、全部自分でやろうとするのはどうなの?(笑) とはいえ、空き家バンクで購入した家なので、とりあえず必要なものだけ運び、新生活をスタートしました。   夜逃げみたいな引越し   家の中が暖かい!! みんながぬくぬくしていて、その姿が何とも愛らしい。 でも、前の家に戻ると……(極寒)ちょっと荷物を取りに行くだけでも寒すぎる。外より寒い。「人が住まなくなると、こんなにも冷えるものなのか……」家もまるで生き物のようです。   標高700mから1000mへ    朝日も気持ちいい   レスキュー活動も続いています。   コラムをお休みしていた間に、トイプードルとシベリアンハスキーのレスキュー がありました。 どちらも保健所に持ち込まれた 飼育放棄 の子たちです。 日本では、数千円払えば 保健所に持ち込んで飼育放棄ができてしまう という現実があります。 ただし、対応は地域によってさまざまです。 • 「殺処分しますよ!」と持ち込みを思いとどまらせる地域• 「ご自身で何とかしてください」と突き放す地域(結果として山や道端に捨てられることも……)•   譲渡活動に力を入れている保健所や愛護センターもある 私も全国すべての状況を把握しているわけではありませんが、地域ごとの対応に大きな差を感じます。       施設が完成し、新しい環境での生活がスタートしました。 これからも、犬たちの自由と福祉を大切にしながら、レスキュー活動と活動を持続可能にするための事業、株式会社JAZZY DOGも続けていきます。 JAZZY DOG...