「ブランド」のお話
「ブランド」と聞くと、多くの人は有名な鞄や靴、洋服のロゴやシンボルを思い浮かべると思います。
このブランドという言葉、実は革に関するルーツがあるのです。
舞台は古代ヨーロッパ。
当時の農家では、自分の家畜、特に牛に焼き印を押して他の農園の家畜との区別をしていました。
この焼き印が「ブランド」という言葉の起源といわれています。 古英語の「brand」や「burned」に由来していて、元々はそのまま「焼く」なんて意味だったそうです。
また、ただ単純な区別のみでなく所有権や品質を示す重要な証でもあったわけです。 そうなると現代における「ブランド」の意味と随分近いように感じられますよね。 つまりルーツを辿ると、~牛というようなブランド牛の存在が本来の語源に一番近いという結論に至ります(?) ブランド!という感じのHermèsとかLouis Vuittonよりも松坂牛の方がよりオリジナルに近いということに… 話が逸れていくので、今回はここまで。 暑さが落ち着いてきて夜は随分涼しくなってきましたね。 お鍋で美味しいお肉が食べたくなりました。