いいものには、ちゃんと物語がある。
贈ることも、受け取ることも、
その背景を知ればもっと面白い。
“Thoughtful Giving”。
それは、物語ごと贈るという新しい選び方。
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ニッチフレグランス専門店として、日本の香水シーンを切り拓いてきたNOSE SHOP(ノーズショップ) が、2026年1月9日(金)、東京・表参道に完全予約制のカウンセリングサロン「NOSE SHOP SALON(ノーズショップ サロン)」をオープンする。 日本に“ニッチフレグランス”という選択肢を根づかせてきた彼らが、新たに提案するのは、香水を「選ぶ」ための場所ではなく、香りと出会うための時間そのものだ。 1組限定、香りのためのプライベートサロン NOSE SHOP SALONは、1回1組限定の完全予約制。扉の向こうに広がるのは、表参道の喧騒から切り離された静かな空間。ゆったりとしたソファに身を預け、専門スタッフと1対1で行うパーソナルカウンセリングが始まる。 独自のヒアリングシートをもとに、ライフスタイルや価値観、香りをまといたいシーンまでを丁寧に紐解きながら、“今のあなた”に響く一本を探していく。 ムエット(試香紙)で、肌で、時間をかけて試す。そのプロセスすべてが、このサロン体験を形づくっていく。 香りに向き合う「時間」をデザインする 「NOSE SHOPはこれまで、誰もが香りに出会える“入口”をつくってきました」 そう語るのは、NOSE SHOP代表の中森友喜氏。“香水砂漠”とも言われてきた日本において、ニッチフレグランスの文化を切り拓いてきた人物だ。 「選択肢が増えたいま、『落ち着いて比べて、納得して決めたい』という声は確実に増えています」 完全予約制・1回1組限定という形式は、効率よりも、香りと人がまっすぐ対話する時間を優先するための選択。 「ぜひ、ご自身の鼻を信じて、いまのあなたに似合う一本を見つけに来てください」 香水を選ぶという行為が、いつしか自分自身を知る行為へと変わっていく。このサロンが単なる新拠点ではなく、感性のための場であることを物語っている。 感性と言葉を磨いた、香りのプロフェッショナルとともに カウンセリングを担当するのは、パリ発のフレグランススクール「サンキエムソンス ジャポン(Cinquième Sens Japon)」と連携した研修を受けた、選抜スタッフ。 香りを感じるだけでなく、それを言葉にし、相手の感性に翻訳する力まで磨かれたプロフェッショナルが、ひとりひとりに寄り添う。 店頭で試して、香水は後日自宅へ...
【イタリアでグッと来た、暮らしをハッピーに彩るコトやモノ】 Vol.2 ホリデーシーズンは、彩り豊かなターボロで
今年も師走を迎えました。先月から始まった連載では、イタリアに息づく、日常の何気ない瞬間を楽しむというライフスタイルから、特別なことではないけれど日々を少しハッピーに彩るコトやモノをご紹介しています。
Vol.2では、イタリア人にとって家族と過ごす最大のイベント「Natale=ナターレ(クリスマス)」をテーマに、食卓=ターヴォロを囲むストーリーと、この季節ならではのアイテムをご紹介させてください。
ナターレでは、マンマやノンナ(祖母)が受け継いできたナターレ料理をファミッリアで囲むのが定番です。12月23日の夕方から26日頃まではスーパーやレストランも閉まり、数日前からメルカートやスーパーは料理の準備をする人々で賑わいます。その光景はまるで日本のお正月前のようです。
料理はもちろんですが、私が毎年楽しみにしているのはターボロのセッティングです。イタリアの暮らしには自然にカラーコーディネートが息づいていて、その日に纏うスカーフとネイル、ベルトと靴の組み合わせなどファッションはもちろんのこと、インテリアやギフトのラッピングまで、日常が彩られています。
そのひとつがターボロのクロス=Tovaglia(トヴァリア)。どの家庭にも何種類ものトヴァリアがあり、季節や料理に合わせて選ばれます。家族で囲むターヴォロは、トヴァリアによってさらに華やぎ、日々の食事の時間をより豊かにしてくれるのです。
トヴァリアは色の美しさだけでなく、家族の歴史を紡ぎながら受け継がれていく存在です。レースや刺繍が施されたヴィンテージ感ある一枚を前にすれば、どのファミリアも「ノンナの時代からずっと」と微笑みます。イタリアの暮らしにおいて、トヴァリアはなくてはならない宝物なのです。
ノンナから受け継がれているとトヴァリアとトヴァリオーロ
イタリア・モデナでの暮らしの中で、私もマンマに倣い、季節やオケージョンごとにトヴァリアを楽しんでいました。
その日の気分や料理に寄り添う一枚が、ターボロで食事を囲む時間をさらに特別なひとときへと導いてくれるのです。そして今回は、モデナで通い続けたキッチングッズのお店で出会った、この季節ならではのトヴァリアをご紹介します。
昔ながらの専門店。その名も「POPOLI(ポポリ)」――響きもどこかカリーナ(可愛い)で心惹かれていました。 そんな大好きなお店で見つけたのが、イタリアらしい色彩にあふれるトヴァリア。今回はその2タイプをご紹介します。
ホリデーシーズンに相応しい、赤色を基調に花を描いた一枚。繊細に描かれた花模様は、ナターレのお料理にも、お正月料理の数々にもベストマッチ。華やかなターボロを演出する一枚に。
『TOGNANA』/ Red Ornament
果物をモチーフとしながらも、イタリアならではのグラフィックの一枚。ファミリアや友人と、カジュアルなディナーに会話に華を添えてくれます。
『TOGNANA 』/Florence
集いのひとときが増えるこれからの季節。色鮮やかなターボロで、心温まる時間を過ごしてみませんか。
テーブルの名脇役たち。料理上手なあの人に贈る、“魔法の一滴” 調味料ギフト2選
料理が上手な人って、たいてい調味料にもこだわっている。
塩とかオイルとか、ちょっとした“最後の一滴”こそが料理のセンスを決めるのを知っている人。
そんな「味の決め手」を知っている、お料理上手なあの人に贈りたいのが、この魔法の一滴。
イタリアが誇るふたつの名産地から届いた、とびきり上質な“調味料の名脇役たち”だ。
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搾りたてを、贈ろう。
- ZAHARA(ザハラ)/エキストラバージンオリーブオイル〈2025 NOVELLO〉
「今年のオイル、もう届いた?」そんな会話が聞こえてきそうな、搾りたての季節。シチリアの豊かな大地から届くZAHARA(ザハラ)のノヴェッロは、まさに“オリーブのフレッシュジュース”。
樹齢50年を超えるオリーブの木々から、手摘みで収穫したトンダ・イブレア種を100%使用。収穫からわずか数時間で圧搾することで、青々しい香りと、ナッツのようなコクをそのまま閉じ込めている。
グリーントマトを思わせる爽やかさ、ほんのりビターな余韻。まさに搾りたての鮮烈な風味。
トーストしたバゲットにそのまま垂らしてもいいし、グリル野菜やサラダ、ゆでたじゃがいもにひとまわしすれば、たちまち食卓が南イタリアになる。
搾りたての一本を、料理好きなあの人に。今年の“おいしい”を、贈ろう。
ZAHARA(ザハラ)/エキストラバージンオリーブオイル〈2025 NOVELLO〉250ml/イタリア・シチリア産(キャラモンテ・グルフィ)トンダ・イブレア種100%/無濾過/空輸便受賞歴:TRE FOGLIE・CINQUE GOCCE・Lodo 97.99pt
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モデナ生まれの記憶に残る一滴。
- AMARCOR(アマルコール)/有機アチェートバルサミコ・オロ
バルサミコ酢の本場・モデナで、有機ぶどうとワインビネガーだけを使い、木樽でじっくり熟成。酸味はまろやかで香りが豊か、とろみは高密度(1.33)。添加物は一切なし。JAS有機、イタリア有機、IGPと三拍子そろった安心感も。
季節のサラダやグリル野菜にひと回しすれば、マンマの味に。バニラジェラートやフルーツに数滴たらせば、リッチなドルチェに早変わり。カクテルの隠し味にちょっと垂らせば、香りがグッと立つ。“魔法の調味料”って、こういうことだと思う。
「アマルコール」とは、モデナの方言で「覚えている」の意味。一度味わえば、きっと忘れられない。お料理上手なあの人へのギフトに、これ以上の一本はないかもしれない。
AMARCOR(アマルコール)/有機アチェートバルサミコ・オロ250ml/イタリア・モデナ産JAS有機・イタリア有機農業・IGP認証/添加物不使用
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シチリアとモデナの風土が香る2本。料理好きなあの人へ、あるいは自分のキッチンを少しアップデートしたい時にも。日々の食卓を少し特別にする、イタリアからの贈りもの。
マイプレジャーのギフトストアで、イタリアのアイテムをお買い上げの皆さまへ。ミラノのマンマから届いた、イタリアの端切れ布でラッピングしてお届けします。布の柄はお選びいただけませんが、どれもイタリアらしい個性をもつ一点もの。マンマへの尊敬と感謝を込めて。
世界の端切れで、ギフトラッピング
最初のヒントは、ミラノのマンマから。
陽気で都会的で、いつもエレガントなイタリアンマダムの“マンマ”が、小花柄の端切れ布で小さなギフトを包んでくれたのだ。
マンマは手芸が好きで、余った布を箱にためては、家族や友人への贈り物を気ままに包んでいるらしい。メルカートや街角の裁縫屋さんで見つけた、ごく普通の布のはずなのに、マンマの手にかかると、なぜだか急にミラノらしい洒落っ気が宿ってしまう。
縁は縢らず、切りっぱなしのまま。その無造作な美しさのなかに、時間の堆積と暮らしの呼吸が映る。“古いものを生かすセンス”が、ヨーロッパの家には確かにあるーーそんなことを気づかせてくれる手ざわりだった。
そこで、ふと思った。
「世界中の端切れで包んだら、きっと楽しい!」
My Pleasureでは、ミラノをスタート地点に、フランス、アフリカ、インド、ベトナムなどなど…...ご縁あって出会った世界中の端切れ布を、ギフトラッピングとして再生していきます。
ただ包むのではなく、布の記憶やその土地の空気ごと。世界の断片を、おすそわけするように。
まずは、オリーブオイルやバルサミコなど、イタリアのアイテムを選んでくださった方へ。マンマから託されたミラノの端切れ布で包んでお届けします。
どんな布で届くかは...どうぞお楽しみに。
知と美をめぐる、新刊案内|『はじめての能』— 名作能50選を、物語と写真で味わう入門書
はじめての“能”は、美しいビジュアルとともに。
千年を超える歴史を持つ、日本の伝統芸能・能。その静謐で奥深い世界に、「難しそう」「敷居が高い」と感じている人も多いはず。
そんな“能ビギナー”のために、まるで美術書のような一冊が登場した。その名も『はじめての能』(世界文化社)。
古典芸能の世界に一歩踏み込むのは、たしかに勇気がいる。だが本書は、その最初の一歩を美しいビジュアルとわかりやすい解説で導いてくれる。
構成は三章。「男の物語」「女の物語」「鬼・怨霊の物語」──たとえば、子を思う母の果てなき旅『隅田川』、美女に化けた鬼が舞う『紅葉狩』、愛と執念が激突する『道成寺』。人間の情熱と祈りを描いた50演目を、あらすじと舞台写真で立体的に紹介する。
舞台写真の美しさは圧巻。光と影が織りなす能面の表情、衣装の繊細な織り、舞台の張り詰めた空気感。
能を「難しそう」と感じる理由のひとつは、何が起きているのかがわかりにくいからだろう。だが、あらすじを知ると、ゆったりした動きの中に濃密なドラマが見えてくる。
“静の芸術”と呼ばれる能の内側には、激しく、人間らしい情熱が脈打っている。愛、執念、別れ、祈り…。古典でありながら、実は驚くほど現代的なテーマにあふれていることに気づかされる。
観る前に読めば、舞台への理解が深まる。観たあとに開けば、余韻がより豊かに残る。能との距離をぐっと近づけてくれる、まさに“観能のガイドブック”だ。
巻頭では、舞台構造や登場人物の役柄、装束の意味、鑑賞の作法までをわかりやすく解説。知らなくても楽しめるけれど、知っているともっと面白い。そんな“教養としての能”が、ここにある。
この秋、少し背筋を伸ばして「能」という文化と向き合ってみてはどうだろうか。
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書籍情報─
『はじめての能』
著者:監修:多田富雄、写真:森田拾史郎発売日:2025年10月23日価格:2,200円(税込)判型:A5判・128ページ/オールカラー発行:世界文化社備考:『新版 あらすじで読む名作能50選』(2015年刊)の再編集版
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著者プロフィール_
監修:多田富雄 1934年、結城市生まれ。東京大学名誉教授。専攻・免疫学。野口英世記念医学賞、エミール・フォン・ベーリング賞、朝日賞などを受賞。84年、文化功労者。能に造詣が深く、『無明の井』『望恨歌』『一石仙人』などの新作能を手がける。著書に『免疫の意味論』(大佛次郎賞、青土社)『生命の意味論』『脳の中の能舞台』(以上、新潮社)『多田富雄全詩集 歌占』(藤原書店)ほか。2010年没。
写真:森田拾史郎 写真家。1937年、東京生まれ。武蔵野美術大学卒。能や狂言、歌舞伎など、古典芸能の舞台写真を中心に撮影。余分な演出や光を省いた独自の作風で、演者の呼吸が感じられる写真を撮り続け、アメリカ各地での個展開催の実績もある。写真集に『舞踏―森田拾史郎写真集』(ビイング・ネット・プレス)、『飛翔』『道成寺』『舞』(花もよ編集室)、写真提供に『能舞台 歴史を巡る』(建築画報社)など多数。
My Pleasure’s
New & Notable
Zahara - Extra Virgin Olive Oil - 2025 Novello - 250ml
The Connoisseurs
Contributors

LIfT オーナーヘアスタイリスト
BAMBI.
日本で美容師免許を取得後、ピーターグレイ氏に師事し、アシスタントとしてロンドンで経験を積んだ後、帰国。都内の某有名大型サロンで11年間働いた後、表参道に2席のみの美容室をオープンする。
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イラストレーター / テキスタイルデザイナー
AOKI CHIE
(aotché design)
95年に渡仏。パリ服飾学校スタジオベルソー卒業後、マルティーヌ・シットボン、ランバン等のメゾンでレザーグッズデザイナーとして勤務。
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JAZZY DOG / JAZZY DOG LIFE 代表
tomoki kobayashi
猟犬の保護犬リンリンを家族に迎えたことをきっかけに犬について学び始め、「スタディ・ドッグ・スクール認定ドッグトレーナー」、「米国CCPDT認定ドッグトレーナー(CPDT-KA)」を取得。2018年から放棄された犬たちの保護・譲渡活動をスタート。
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TRUNK by KITAZAWA レイティエ(トランク職人)
Yu Kitazawa
物作りの一家に生まれ、欲しいものは自分で作っちゃえ、という環境で幼少期を過ごす。10代の頃より革製品を作りはじめ、学生時代よりイタリア、フィレンツェの工房で革の技術を磨く。
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modus vivendi 代表
橋口 麻紀
イタリアのアイウエアカンパニーのラグジュアリーブランドのコミュニケーション、マーケティングを経て、ブランディングを主としたmodus vivendi(モードゥス ヴィベンディ)株式会社を2006年に設立。
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ブランドビジネスコンサルタント / 株式会社モアサマー 代表取締役
稲田 元彦
1966年生まれ東京都出身ファッションビジネスを営む家に生まれ、美術を学び、ブランドを産んで育てる仕事をしてきました。音楽や映画、サブカルチャー好きの自称オタクです。
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