リーオ、ありがとう 〜青森旅(前編)
保護犬の活動を始めるきっかけとなった、譲渡会で一目惚れして迎えたポインターのリンリン。その頃、小学6年生だった長男が、この春、高校を卒業しました。
長男は中学から青森県の学校に進学し、サッカー部の寮で厳しい環境の中で過ごしてきました。中学1年の終わり頃に新型コロナウイルスが流行し、学校行事の多くが中止に。だからこそ、「何が何でも卒業式の晴れ姿を見に行きたい」と思っていました。
リーオをどうするか
そんな中、気になったのはリーオのこと。リーオは、能登半島地震で被災された訓練士兼保護活動家・Kさんからお預かりしているボーダーコリーです。
1歳頃から強い噛みつきがあり、保健所に持ち込まれて飼育放棄されました。
この犬種のレスキューをしている団体が引き取り、ボランティアの預かりさんや訓練士、トレーナーのもとを転々としましたが、誰にでも噛みついてしまう…。最終的に、Kさんの師匠である訓練士のもとへ託されました。
しかし、数年前に師匠が亡くなり、Kさんの元へ。そして今回、Kさんが能登半島地震で被災されたため、避難が必要なくなるまで JAZZY DOG LIFE でお預かりすることになりました。
リーオは推定16歳のハイシニア。暑い夏に一度動けなくなりましたが、涼しくなるにつれて回復。しかし、1月15日に再び立ち上がれなくなり、食べず、飲まず…1月18日、静かに息を引き取りました。
最後の最後まで、「人間の世話になんかならないからね!」という強い意志を持った子でした。次に生まれてくるときは、自由に生きられる姿で生まれておいで!
人間と暮らすために作られ、商品として販売された命たち。どうか、その命が終わるまで、大切にしてほしいと心から願います。